ヨハネ8:12 『世の光』2024/11/17 けんたろ
ヨハネ8:12
8:12 イエスは再び人々に語られた。「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」
今、世界にはたくさんの混乱があります。
世界には基準となるものがないので、いろいろな価値観が混ざり合って混沌を生み出しています。
そのような中で、私たちが道を見失わないように導いてくれる人が身近にいる人は幸いです。
それは私たちの家族だったり、学校の先生だったり、先輩や友であったりします。
そういう人と出会えない人もいるでしょう。
また、そのような人たちも完ぺきではありませんから、間違った方向に行ってしまうこともあります。
間違った方向に向かっている人についていって、一緒に路頭に迷ってしまうということも少なくないのです。
だから、イエスさまはこのように言いました。
ヨハネ 8:12 イエスは再び人々に語られた。「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」
暗闇の中で路頭に迷うとき、イエスさまが私たちの光となって、私たちが歩むべき道を示してくださいます。
私たちはイエスさまという世の光を見出す必要があるのです。
道しるべとしてのイエスさまと出会うことは、とても大切なことです。
でも、イエスさまがこのように言っていることも忘れてはいけません。
マタイ 5:14 あなたがたは世の光です。山の上にある町は隠れることができません。
世の光はイエスさまなのではないですか?
どうしてイエスさまは「あなたがたは」世の光ですと言ったのでしょう?
世の光であるイエスさまについていく私たちは、まだイエスさまを見出していない人たちにとっての光となるからです。
私たちは、そのような人たちを導く光となる使命が与えられています。
でも、そこで注意点があります。
本当の世の光はあくまでもイエスさまだということです。
私たちの役割は、光を求める人たちを本当の光へと導いていくことです。
私たちの役割は、その人たちがイエスさまという本当の光を見出すところまでです。
私についていく人たちを作ってはいけません。
皆さんも、いつまでも僕を通してイエスさまを見出そうとはしないでください。
そして、僕について行こうとはしないでいただきたいのです。
なぜなら、僕は人間でしかないからです。
皆さんは、イエスという世の光を見出しているでしょうか?
皆さんがその光と出会い、ともに歩むことができますように。