目次

信仰告白:

私は、天地をつくられた、
全能の父なる神を 信じます。
そして、そのひとり子である
私たちの主イエス・キリストを 信じます。

主は、聖霊によって宿り、乙女マリヤから生まれて、
ポンテオ・ピラトのもとで 苦しみを受けられて、

十字架で処刑され、死んで葬られ、よみにくだり、
三日目に 死者のうちから よみがえり、
天に昇って、全能の父なる神の右の座に つきました。

天から来られて、生きている者と
死んでいる者とを 裁かれます。

私は 聖霊を信じます。
聖なる普遍的な教会、
キリストの体としての繋がり、
罪のゆるし、体のよみがえり、
永遠の命を 信じます。

信仰の土台

クロスロード・インターナショナル教会は、穏健な福音派の教会です。
私たちは、以下の事を信仰の土台として信じています。

  1. 聖書は神様のことばであること。
  2. この世界の全てのものは、三位一体で創造主である神様によって創造されたこと。
  3. 私たち人間は、神様に愛され、神様を愛する者として創造されたこと。
  4. しかし神様に背くことによって、全ての人は霊的に死んだ者となり、神様との関係が壊れ、裁きを受けるべき罪人(つみびと)となってしまったこと。
  5. 神の御子イエス・キリストが人間として地上に生まれ、十字架で命を投げ出すことによって、私たちの罪をあがない、神様との関係を回復する道を作って下さったこと。
  6. 私たちがこれを信じて自分のものとして受け取り、イエス様と共に歩むなら、神様との関係を回復する事ができるということ。
  7. 三位一体の神様との関係の回復を通して、私たちは少しずつ、神様が創造して下さった状態に近づいていくことができるということ。

クロスロードのビジョン:

私たちは、キリストにあって、ひとりひとりが自立した神様との関係を築き、互いに愛し合い、互いに教え合い、互いに仕え合う共同体となり、神の国を広げることができる教会を目指しています。

牧師とは:

牧師の働きの目的は、信徒を養い育て、信仰的に自立させていくことであると考えています。
牧師と信徒とは平等であり、どちらが偉いということはありません。
しかし、教会を導く責任を持ち、その責任を果たすために集まりを導くための権威を有します。

マタイ 18:15 また、もしあなたの兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで指摘しなさい。その人があなたの言うことを聞き入れるなら、あなたは自分の兄弟を得たことになります。
18:16 もし聞き入れないなら、ほかに一人か二人、一緒に連れて行きなさい。二人または三人の証人の証言によって、すべてのことが立証されるようにするためです。
18:17 それでもなお、言うことを聞き入れないなら、教会に伝えなさい。教会の言うことさえも聞き入れないなら、彼を異邦人か取税人のように扱いなさい。

教会内で問題が起こった際には、イエスさまの上記のことばを参考にして行使させていただくことがあります。

教会とは:

教会は、主にある家族の集まりであり、キリストのからだです。
クロスロード・インターナショナル教会はその一部であり、ひとつの共同体です。

教会は、ひとつの教会だけで完結するものではありません。
私たちは私たちとして、神様の導きに従い、与えられた使命を果たしながら、他の教会とのネットワーク・関係を築いていきます。

また、以下の7つの本質において成長していくことを目指しています。

  1. 関係(Relationship)
    「神を愛し、隣人を愛せよ」という大切な戒めを実践し、具体的な仕方で互いに愛し合うことがすべての働きの土台となる。
  1. 参加 (Participation)
    キリストを信じるすべての人が神に仕え、人々に仕えることができるという真理に基づき、与える心をもって主のみこころに参加する。
  1. 能力付与 (Empowering)
    一人ひとりがキリストの弟子となり、キリストのからだを建て上げていくために必要な資質や技能を身につけることができるように育て、派遣する。
  1. イエス中心 (Focus on Jesus)
    教会のかしらはイエス様であることを絶えず心に留め、主がすべての必要を満たしてくださるという信仰によって一歩踏み出す。
  1. 伝道と増殖 (Outreach and multiplication)
    失われた人々に福音を宣べ伝え、キリストに導き、その人たちがさらにキリストの弟子を生み出していくことができるように導く。
  1. ネットワーク (Networking)
    それぞれのグループが単独に存在するのではなく、ネットワークとして互いに結び合い、協力し合うことによって、御国の拡大に貢献する。
  1. 適応可能な構造 (Adoptable structure)
    キリストのいのちがあふれ続け、働きが有機的に前進し続けていくことができるように、教会の組織・構造をふさわしい形に整えていく。

エペソ 1:23 教会はキリストのからだであり、いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです。

転会・転籍に関して:

クロスロード・インターナショナル教会には、事実上教会籍が存在しません。
世界中のクリスチャンが集まってひとつのキリストのからだであり、それが教会の本質だと考えているからです。
今後、何かのトラブルが起こる事によって教会員という制度を設ける可能性はありますが、現時点ではこの教会に通っていればこの教会のメンバーという事になります。

そのため、教会員としての義務もなければ、教会員としての特権もありません。
後で記しますが、献金や奉仕に関しても自由であり、その代わり牧師による定期的な訪問などもありません。(希望があれば、個人的に話していただければ伺いますので、遠慮なくご相談ください。)
転籍する際に、先方の教会で何か書類が必要であれば作成します。

役員制度について:

クロスロード・インターナショナル教会では、世話人会という集まりが役員会の機能を果たしています。

毎月第一日曜日の、第一礼拝後に持たれ、教会の運営について話し合います。
世話人会のミーティングには、誰でも参加して発言する事ができます。
最終的な判断と決定は、牧師によって下されます。

礼拝とは:

自らを神様に捧げ、神様と関係を深める事が礼拝です。
クロスロード・インターナショナル教会では、毎週日曜日午前10時半から礼拝式を行っていますが、礼拝の本質はむしろ日々の生活の中での私たちの姿勢にあります。
私たちが、イエス様と共に歩み、神様に従って自らを捧げる時、私たちは家庭で、学校で、仕事場で、いつでも神様を礼拝しているのです。

それでは日曜礼拝は何のためにあるのでしょうか?
日曜礼拝は、6日間への備えの時です。
日曜日にともに集まり、祈り、賛美をし、御言葉に耳を傾けることを通して力を受けます。
日曜礼拝は学びの場であり、賜物を発見するひとつの場であり、家族の交わりの時なのです。

ローマ 12:1 そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。

メッセージ(説教)

日曜礼拝にはメッセージの時間があります。
聖書を通して、神様の御心について深く学ぶひとつの機会となっています。

メッセージは牧師によってだけ取り次がれるものではなく、信徒がメッセージをする事もたくさんあります。
より多くの皆さんがメッセージを取り次ぐ体験を通して、賜物を磨く機会としています。

また第五日曜日は、信徒が証をし、スモールグループになって互いに祈り合うスタイルの礼拝をしています。

コロ 3:16 キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ、知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。

服装:

教会へは、普段着でお越しください。私たちはいつでも神様の御前にいますし、神様の前で着飾る事にはあまり意味がないからです。

そうは言っても公共の場ですから、人前に出ても恥ずかしくない恰好にしましょう。

Iペテロ 3:3 あなたがたは、髪を編んだり、金の飾りをつけたり、着物を着飾るような外面的なものでなく、3:4 むしろ、柔和で穏やかな霊という朽ちることのないものを持つ、心の中の隠れた人がらを飾りにしなさい。これこそ、神の御前に価値あるものです。

献金:

献金は、私たちが神様からお預かりしているものの一部を、神様への信頼のしるしとしてお返しすることだと考えています。
ひとりひとりが神様と相談した上で、捧げるように示された額を献金してください。
しかし献金は、神様への信頼のしるしとして捧げるべきものですから、何となくその時の気分で捧げるのではなく、毎月捧げる額を決めて献金することをお勧めします。
その献金をどこに捧げるかということは皆さんの自由です。
私たちの教会以外のところに献金し、神さまの目的のために使っていただくことも正しいことです。

教会への献金は、教会の活動のため、主に運営費、牧師への給与、他団体への献金などのために用いられます。
収支は世話人会の時に発表されています。

クロスロード・インターナショナル教会では、誰がいくら捧げているか(献金しているかどうかも)わからないように、献金袋はすべて無記名とさせていただいています。
封筒が必要な方はお申し出ください。

マタイ  6:3 施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。

奉仕:

奉仕はボランティアではなく、ミニストリーです。
だから、基本的に奉仕は当番制ではなく、自主的に参加していただきたいと考えています。
神様がみなさんに与えている働きは、どのような働きでしょうか?
ぜひ、神様と相談しながら、それぞれの奉仕の担当者に申し出てみて下さい。

もしも、興味を持てる働きが見つからなかったり、他の働きに導かれていると感じるなら、新しい働きを作って始めて見るのもいいでしょう。ぜひ、牧師に相談してみて下さい。

奉仕を何もしなくても、もちろん問題はありません。
でも、自分を発見し、神様との関係を深めるためには、何かのミニストリーに関わる事をお勧めします。
それは、教会内の働きであるとは限りません。
神様に仕える働きの中に身を置くことを通して、私たちは自分の賜物に気が付き、それを鍛錬する事ができるのです。

ローマ 12:6 私たちは、与えられた恵みに従って、異なった賜物を持っているので、もしそれが預言であれば、その信仰に応じて預言しなさい。
12:7 奉仕であれば奉仕し、教える人であれば教えなさい。
12:8 勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行う人は喜んでそれをしなさい。 

マタイ 11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

聖餐式/愛餐会:

ひとつのパンを分けて食べることを通して、私たちが本来キリストにあって一つの体なのだということを思い出し、ぶどう酒(ぶどうジュース)を飲むことを通して、キリストの血によって罪があがなわれたことを思い出すことが目的です。

同じ釜の飯を食べた人たちの心がひとつになるように、同じパンとぶどう酒を通して、私たちの心は一体であることを確かめるのです。

聖餐式はもともと食事の場で行われていたことであり、儀式的な要素よりも、「一緒に食事をすること」の方が、その意味をより深く受け取れると私たちは考えます。

使徒 2:46 そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、2:47 神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。

そのため、クロスロード・インターナショナル教会では、礼拝後に行われる愛餐会(一品ずつ持ち寄って行われる食事会)の中で行われます。
イエス・キリストを救い主として信じている人は、他教会に属していても、また洗礼をまだ受けていなくても、「イエス・キリストは私の主である」と信じている方は誰でも与ることことができます。
「イエス・キリストは私の主ではない」と思われている方にはご遠慮いただいていますが、全ての人がイエスを主とするように招かれていますから、この機会にぜひそのような信仰を受け取っていただきたいと願っています。

※ 現在コロナ禍のため、愛餐会は行われていません。
聖餐式は、オンラインを中心に、それぞれにパンとぶどうジュースをご用意いただいて行われることもあります。

聖霊の賜物について:

キリストへの信仰を持つ全ての人が、聖霊の賜物に与っていると信じています。
それは決して特殊なものではなく、日常の中でも体験できるものです。

私たちの教会は、福音派の教会ですが、異言や預言、癒し、悪霊の追い出しなどの奇跡や聖霊の賜物を否定することはありません。
しかし、そのような奇跡や不思議な現象が強調されるようなこともありません。

Iコリント14章など参考