本当に一緒?
僕はすき焼きが好きだ。
でもそんな高いものはめったに食べられないね。
ラーメンはトンコツに限る。
同じ麺類ならザルそばもいいね。
丼ものでは親子丼がおいしい。
フルーツではイチゴかな。
つぶして、ミルクと砂糖をかけるのがいいんだ。
ピザはぺパロニ。
あと、案外納豆とかも好きだったりする。
最近食べてないけど、肉じゃがとかいいよね。
自分で作るロールキャベツも結構いけるんだ。
滅多に作らないけど・・・。
じゃあね、僕の好きな食べ物、全部いっしょにしてみよう。
すべてをひとつの鍋に入れて、かき混ぜる。
好きなものばっかりだから、きっと素晴らしい食べ物ができあがるに違いない!?
・・・。(苦)
どんなに自分が好きなものばかりだと言っても、それを一緒にしてしまったらそれがおいしいはずがない。
それは、すき焼きでも、トンコツラーメンでも、ザルそばでも、イチゴミルクでも、何でもない。
まったく別のものでしかない。
それはもう、食べ物ですらないのかもしれないよね・・・?
全ての宗教は一緒だと、ある人たちは言う。
良いところを合わせたら、もっとすばらしいものが出来上がると考える人もいる。
『キリスト教だけが正しいだなんて、心が狭すぎる。』
『私達は他の教えも正しいと認めるべきだ』と。
でも、聖書はそれを完全に否定しているんだ。
出エジプト 20:3 あなたには、わたし以外に、ほかの神があってはならない。
ヨハネ 14:6 イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。
僕たちが、イエス様もいいけど、他の教えにも従うと言うなら、それはイエス様に従っていることにはならない。
聖書の教えに他のものも混ぜるなら、それはもう聖書の教えではない。
それはむしろ、神様に背く事になってしまうんだ。
僕たちはどこかの時点で選ばなければならない。
主に従う者となるのか、それとも背くものとなるのかを・・・。