225日目 エレミヤ書23~25章:偽預言者への警告、正しい牧者の約束、そして70年の捕囚の宣告

23章:偽りの牧者と、正しい牧者(メシア)の約束
23章は、 腐敗した指導者たちへの裁きと、 将来現れる正しい牧者(メシア)の預言 が中心です。
悪い牧者への裁き
神さまは語られます。
-
「羊を滅ぼし散らす牧者にわざわいだ」
-
「あなたがたは羊を顧みなかった」
王・祭司・預言者などの指導者たちは、 民を導くどころか、罪へと導いていた と告発されます。
正しい牧者の約束
神さまは言われます。
-
「わたしは正しい若枝をダビデのために起こす」
-
「その名は『主は私たちの義』と呼ばれる」
これは、 メシア(キリスト)預言の一つ として重要です。
偽預言者への厳しい警告
偽預言者たちはこう語っていました。
-
「平安だ」
-
「災いは来ない」
しかし神さまは言われます。
-
「彼らはわたしが語っていないことを語る」
-
「彼らの夢はわらのようだ。わたしのことばは火のようだ」
神さまのことばは火のように真実で力があり、 偽りの言葉は軽く、無力で、民を滅ぼす と語られます。
24章:二つのいちじくのかご ― 捕囚の民への希望と、残る者への裁き
24章は、 二つのいちじくのかごの幻 を通して、 神さまの視点から見た「良い者」と「悪い者」が示されます。
良いいちじく
-
バビロンに捕囚として連れて行かれた者
-
神さまは彼らを「良いいちじく」と呼ばれる
-
「わたしは彼らに良い心を与え、わたしを知るようにする」
これは、 捕囚が裁きであると同時に、回復のための神さまの訓練 であることを示しています。
悪いいちじく
-
エルサレムに残った者
-
エジプトに逃げた者
-
神さまは彼らを「非常に悪いいちじく」と呼ばれる
彼らは、 悔い改めず、神さまのことばを拒んだ者たち として裁きが宣告されます。
25章:70年の捕囚 ― バビロンによる裁きと、諸国へのさばき
25章は、 エレミヤの働きの総まとめのような章 であり、 ユダと諸国への裁きが明確に語られます。
23年間語り続けた預言
エレミヤは言います。
-
「23年間、私は語り続けたが、あなたがたは聞かなかった」
民は、 長年の警告を無視し続けた のです。
70年の捕囚
神さまは言われます。
-
「バビロンの王を遣わし、この地を荒らす」
-
「この国は70年の間、バビロンに仕える」
これは、 バビロン捕囚の期間を明確に示す預言 であり、歴史的にその通りに成就しました。
バビロンへの裁き
70年の後、神さまは言われます。
-
「バビロンの王とその国を罰する」
神さまは、 裁きの道具として用いた国も、 その傲慢と暴虐のゆえに裁かれる と語られます。
諸国へのさばきの杯
エレミヤは、 神さまの怒りの杯 を諸国に飲ませる象徴行動を行います。
-
エルサレム
-
エジプト
-
ペリシテ
-
モアブ
-
アンモン
-
エドム
-
バビロン
これは、 神さまの裁きが全世界に及ぶ という預言です。
これらの章が描くテーマ
-
偽預言者は民を滅ぼし、真の預言者は痛みをもって語る(23章)
-
神さまは正しい牧者(メシア)を起こされる(23章)
-
捕囚は裁きであり、同時に回復のための訓練(24章)
-
神さまの裁きは歴史の中で具体的に実現する(25章)
-
神さまは諸国をも治め、正義を行われる(25章)
-
神さまのことばは火のように真実で力がある(23章)
神さまの働きとメッセージ
-
神さまは、偽りの言葉ではなく真実のことばを語られる
-
神さまは、民を導く正しい牧者(メシア)を備えておられる
-
神さまは、裁きの中にも回復の計画を持っておられる
-
神さまは、歴史を動かし、国々を裁かれる
-
神さまは、聞く耳を持つ者を祝福し、拒む者を裁かれる
考えてみよう
-
あなたの周りにある「偽りの平安」は何でしょう
-
神さまのことばを「火のように」受け取るとはどういうことでしょう
-
あなたの人生の中で「訓練としての捕囚」のような時期はどこでしょう
-
神さまが示される真実に、どのように応答できるでしょう

