246日目 エゼキエル書22~23章:エルサレムの罪の告発と、二人の姉妹のたとえによる不忠実の歴史

22章:エルサレムの罪の告発 ― 流血・不正・偶像礼拝の積み重ね

  • 神さまはエゼキエルに、エルサレムの罪を明らかにするよう命じる

  • エルサレムは「流血の町」「汚れた町」と呼ばれ、罪が満ちていた

  • 主が告発される罪

    • 流血(殺人)

    • 偶像礼拝

    • 両親の軽視

    • 弱い者(寄留者・孤児・やもめ)の虐げ

    • 性的不道徳

    • 不正な利得と暴虐

  • 指導者たちの罪

    • 預言者は偽りを語り、壁に白い塗りをして真実を隠す

    • 祭司は聖と俗の区別を失い、律法を曲げた

    • 君主たちは獲物を裂く獅子のように民を食い物にした

  • 神さまは「わたしはこの地のために、城壁を築く者を探したが、誰もいなかった」と語られる → 民全体が腐敗し、立て直す者がいなかった

  • 結果として、神さまの怒りが注がれ、 エルサレムは炉の中の金属のように溶かされ、裁きによって清められる

23章:二人の姉妹のたとえ ― サマリヤとエルサレムの不忠実

  • 神さまは、イスラエルの歴史を「二人の姉妹」のたとえで語られる

    • 姉:オホラ(サマリヤ=北王国)

    • 妹:オホリバ(エルサレム=南王国)

  • 二人は若い頃からエジプトで不道徳にふけり、偶像礼拝に染まっていた

  • オホラ(サマリヤ)の罪

    • アッシリアに頼り、偶像礼拝に走った

    • その結果、アッシリアに滅ぼされる

  • オホリバ(エルサレム)の罪

    • 姉よりもさらに悪く、アッシリア・バビロン・エジプトに頼った

    • 偶像礼拝と政治的同盟を繰り返し、神さまを裏切った

  • 神さまは、オホリバに対して厳しい裁きを宣告

    • 彼女が頼った国々が、逆に彼女を攻め滅ぼす

    • 裁きは彼女の不忠実の結果として下る

  • このたとえは、 イスラエルの歴史全体が、神さまへの不忠実と偶像礼拝の繰り返しであった ことを象徴的に示す

  • 最後に神さまは言われる

    • 「あなたがたは自分の道を担い、わたしが主であることを知る」

これらの章が描くテーマ

  • エルサレムの罪は個人ではなく、社会全体に広がっていた(22章)

  • 指導者の腐敗は民全体を滅びへ導く(22章)

  • 偶像礼拝と政治的同盟は、神さまへの不忠実の象徴(23章)

  • 神さまは、民の歴史を通して不忠実を明らかにされる(23章)

  • 裁きは神さまの正義であり、民を清めるための行為(22~23章)

  • 神さまの目的は、民が「主が神である」ことを知ること(22~23章)

神さまの働きとメッセージ

  • 神さまは、隠れた罪も社会の腐敗も見過ごされない

  • 神さまは、指導者の責任を重く問われる

  • 神さまは、不忠実な民を裁かれるが、その目的は回復と清め

  • 神さまは、歴史を通してご自身の主権と正義を示される

  • 神さまは、民が偶像ではなくご自身に立ち返ることを求められる

考えてみよう

  • あなたの生活の中で「白い塗りをして隠してしまう罪」はどこにあるでしょう

  • 神さまの前で、心の中の偶像をどのように取り除けるでしょう

  • 指導者の罪が社会に与える影響を、どのように理解できるでしょう

  • 神さまがあなたに求めておられる「忠実」とは何でしょう