著者:使徒パウロ

執筆時期:ローマでの最初の投獄から解放された後、紀元62~65年頃に書かれたと考えられている。

宛先:若い協力者テモテ。エペソ教会の指導にあたっていた。

手紙が書かれた背景:エペソ教会では偽教師たちが問題を起こしており、純粋な福音を守る必要がありました。
そのため手紙には、教理・礼拝・教会運営・牧会についての具体的な指示が多く含まれています。

中心テーマ: 「神の家である教会を正しく治めること」
第一テモテは、牧会書簡(テモテ・テトスへの手紙)の一つで、教会の秩序や指導者の在り方について教える重要な手紙です。

適用のコツ:単なる教会制度の説明としてではなく、「神の家族をどのように建て上げるか」という視点で読むことが大切。

内容:

Ⅰ. 健全な教えを守る(1章)

第一テモテ1章 健全な教えを守る 偽りの教えを退け、福音の真理を守ることの重要性を教えます。

Ⅱ. 教会の礼拝と指導者(2~3章)

第一テモテ2章 教会における祈りと礼拝 公の礼拝における祈りと、教会での秩序ある歩みについて教えます。

第一テモテ3章 教会の指導者の資格 監督と執事に求められる人格と資質を示します。

Ⅲ. 良い奉仕者としての歩み(4章)

第一テモテ4章 敬虔の訓練 偽りの教えを避け、敬虔な信仰生活を追い求めるよう勧めます。

Ⅳ. 教会家族への牧会(5章)

第一テモテ5章 教会家族への配慮 年長者、やもめ、長老などへの接し方と教会の責任を教えます。

Ⅴ. 富と信仰の戦い(6章)

第一テモテ6章 信仰の戦いを戦う 金銭愛を戒め、永遠のいのちを見据えて忠実に歩むよう勧めます。