イスラエルへの派遣命令(マタイ 10:5–15)
マタイ10:5–15「イスラエルへの派遣命令」は、 “新しい神の民の中心として選ばれた十二弟子(使徒)が、まずイスラエルに向けてイエスの心と働きを届ける”ための最初のミッションです。 これは、イエスの働きがどのように広がっていくかを示す“出発点”となる場面です。
1. 派遣の対象:まずイスラエルへ(10:5–6)
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イエスは弟子たちに「異邦人の道に行くな」「サマリヤ人の町に入るな」と言う。
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これは排除ではなく、 “働きの順番”を示す言葉。
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イエスの働きはまず、 神との関係が壊れてしまったイスラエルに向けて回復を届けることから始まる。
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「失われたイスラエルの羊」= 神の声を見失った民、心の向きが神から離れた民。
ポイント
新しい神の民の回復は、まず古い民の回復から始まる。
2. 派遣の内容:イエスの心と働きをそのまま届ける(10:7–8)
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弟子たちが語るメッセージは 「天の御国が近づいた」というイエス自身の宣言。
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行う働きもイエスと同じ:
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病を癒す
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死者を生き返らせる
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らい病をきよめる
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悪霊を追い出す
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これは、弟子たちが イエスの心・イエスの力・イエスの働きを共有していることを示す。
ポイント
弟子たちは“イエスの代理人”ではなく、“イエスの心を生きる者”として派遣される。
3. 派遣の姿勢:無償で与える心(10:8)
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「ただで受けたのだから、ただで与えなさい。」
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弟子たちの働きは、 自分の力や功績ではなく、イエスから受けた恵みの延長。
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だから、 見返りを求めず、無償で与える心が中心。
ポイント
新しい神の民は“受けた恵みをそのまま流す民”。
4. 派遣の生活スタイル:神への信頼で歩む(10:9–10)
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弟子たちは旅の備えをほとんど持たないよう命じられる。
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これは、 神が必要を満たしてくださるという信頼で歩む姿勢を示す。
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弟子の働きは「自分の力で成し遂げる」ものではなく、 神が導き、神が備える働き。
ポイント
新しい神の民は“神への信頼で歩む民”。
5. 派遣先での関係づくり:平和を届ける(10:11–13)
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弟子たちは「その家に平和があるように」と宣言する。
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これは、 イエスの心(平和・回復)をその家に届ける行為。
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平和を受け入れる家には祝福がとどまり、 拒む家には平和はとどまらない。
ポイント
新しい神の民は“平和を運ぶ民”。
6. 拒絶への対応:裁きではなく、委ねる(10:14–15)
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弟子たちは拒絶されたとき、 裁いたり、怒ったりするのではなく、静かに離れる。
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「足の塵を払う」= その家の選択を尊重し、結果を神に委ねる姿勢。
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裁きは弟子の役割ではなく、 神の領域。
ポイント
新しい神の民は“裁かず、委ねる民”。
まとめ
イスラエルへの派遣命令(10:5–15)は、 新しい神の民の中心として選ばれた十二弟子が、 イエスの心と働きをまずイスラエルに届けるための最初のミッション。 その姿勢は、無償の愛・神への信頼・平和の提供・裁かず委ねる心。

