176日目 第一列王記15:1~24、第二歴代誌13~16章:南北の王たちの歩み、主に頼る者と頼らない者の結末

第二歴代誌13章:アビヤの戦い ― 弱さの中で主に叫ぶ者を助ける神さま

レハブアムの子アビヤが王となると、 北王国イスラエルのヤロブアムとの間に大きな戦いが起こります。

軍事力の差 ユダ軍40万に対し、イスラエル軍は80万。 圧倒的に不利な状況でした。

アビヤの宣言 アビヤは戦いの前に語ります。

  • 主はダビデ家と契約を結ばれた

  • 北王国は金の子牛を拝んでいる

  • ユダは主の祭司と礼拝を守っている

アビヤは軍事力ではなく、 主との関係を根拠に戦いへ向かいます。

主の助け ヤロブアムが背後から奇襲すると、 ユダの民は主に叫び、祭司たちはラッパを吹きます。 その時、主がヤロブアムを打ち破り、 ユダは大勝利を得ます。

ここには、 弱さの中で主に頼る者を助ける神さま という歴代誌の強いメッセージがあります。

第二歴代誌14~15章:アサ王の改革 ― 主に頼る者に与えられる平安

アサはレハブアムの孫で、ユダの王として善を行いました。

偶像の除去 アサは偶像を取り除き、 主を求める礼拝を回復します。

クシュ人の大軍 100万の大軍が攻めてきた時、 アサはこう祈ります。

「主よ、弱い者を助けるのはあなたです。 私たちを助けてください。」

主はアサの祈りに応え、 敵を打ち破られます。

アザルヤの預言 預言者アザルヤはアサに語ります。

「あなたがたが主とともにいるなら、主もあなたがたとともにおられる。」

アサはさらに改革を進め、 民は喜びをもって主と契約を結びます。 その結果、 長い平安の時代 が与えられました。

第二歴代誌16章:アサの晩年 ― 主に頼らなくなった時の痛み

しかし晩年、アサは変わってしまいます。

ベアシャの脅威 北王国イスラエルのベアシャがユダを封鎖すると、 アサは主に祈らず、 アラム王ベン・ハダドに賄賂を送り、同盟を結びます。

預言者ハナニの叱責 ハナニはアサに語ります。

「あなたは主に頼らず、人に頼った。 主はあなたのために強く働こうとしておられたのに。」

アサはこの言葉に怒り、 預言者を牢に入れ、民を虐げ始めます。

病と死 アサは重い病にかかりますが、 主を求めず医者だけに頼りました。 そしてそのまま死を迎えます。

歴代誌は、 主に頼る者は強くされ、 主から離れる者は弱くなる という霊的原則を鮮明に描きます。

第一列王記15:1~24:アビヤとアサの治世 ― 南王国の光と影

列王記は歴代誌より簡潔に記しますが、 アビヤは「父の罪を歩んだ」と評価され、 アサは「主の目にかなうことを行った」と評価されます。

しかしアサの晩年の失敗も記され、 人間の弱さと神さまの主権 が対比されます。

これらの章が描くテーマ

  • 主に頼る者は、弱さの中でも助けを得る(13章)

  • 主を求める改革は、平安と祝福をもたらす(14~15章)

  • 主から離れ、人に頼ると、強さを失う(16章)

  • 指導者の心の向きが、国の運命を左右する(15章)

神さまの働きとメッセージ

  • 神さまは、弱さの中で叫ぶ者に力を与えられる

  • 神さまは、主を求める民に平安を与えられる

  • 神さまは、心が離れた者に警告し、立ち返りを求められる

  • 神さまは、へりくだる者に憐れみを示される

考えてみよう

  • あなたは困難の時、誰に頼っているでしょう

  • 主を求める歩みは、あなたの生活のどこに現れているでしょう

  • アサの晩年のように、心が鈍くなっていないでしょうか

  • 今日、主に頼るためにできる一歩は何でしょう

参考メッセージ

1列王記15:9-23 『⑨アサ王~平安で生きるために』 2011/03/06 松田健太郎牧師