著者:使徒ヨハネ。ヨハネの福音書を書いた人物と考えられています。
執筆時期:紀元80~90年代頃とされ、使徒ヨハネが晩年に書いたと考えられる。
宛先:エペソ周辺の教会に向けて書かれた可能性が高い。
中心テーマ: 「永遠のいのちの確信」
当時の教会には、イエスの受肉を否定する異端的な教師たちが現れていました。
そのためヨハネは、「イエスが肉体をもって来られたキリストである」という真理を強調しています。
適用のコツ:「自分は本当に救われているのか」と不安になるためではなく、「神の子どもとして歩んでいるしるしは何か」という視点で読むことが大切。
また、「知識だけの信仰」ではなく、「神への愛が兄弟愛として現れているか」に注目すると、ヨハネの意図がよく見えてきます。
内容:
Ⅰ. 神は光である(1~2章前半)
第一ヨハネ1章 光の中を歩む 神との交わりと罪の告白について教え、光の中を歩むよう勧めます。
第一ヨハネ2章 父にとどまる キリストへの従順と兄弟愛を実践し、世を愛さず神にとどまるよう勧めます。
Ⅱ. 神の子どもとして生きる(2章後半~3章)
第一ヨハネ3章 神の子どもたち 神の子として与えられた身分を喜び、義と愛を実践するよう教えます。
Ⅲ. 真理と愛を見分ける(4章)
第一ヨハネ4章 神は愛である 偽りの霊を見分け、神の愛の中にとどまることの大切さを教えます。
Ⅳ. 信仰の確信と勝利(5章)
第一ヨハネ5章 永遠のいのちの確信 イエスが神の御子であることを信じ、永遠のいのちの確信を持つよう勧めます。
