聖さ(きよさ)
「聖さ」とは、神が“完全に他と区別された存在”であり、罪や汚れから完全に離れておられること。
また、神に属し、神の目的のために分けられた状態を指す。
✔ 日常語の「清潔・道徳的なきれいさ」との違い
一般的な「きよい」は、 汚れていない・清潔・道徳的にきれいという意味で使われます。
しかし聖書の「聖さ」は、 神の本質そのものを表す“区別性”と“完全性”を指します。
つまり、
聖さ=神が他のすべての存在から完全に区別され、罪から離れておられる性質。
同時に、
聖さ=神に属し、神の目的のために特別に分けられた状態。
という二重の意味を持ちます。
✔ 聖書における「聖さ」の中心的な意味
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神の本質 神は完全で、罪や不義から完全に離れておられる。
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区別された存在 神は被造物とは異なる、唯一で絶対的な存在。
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神に属すること 人や物が“神のために分けられる”とき、それは聖なるものと呼ばれる。
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神の目的のために用いられること 聖さは単なる状態ではなく、神の働きのために選び分けられることを含む。
✔ 聖さの特徴
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神中心性:聖さは神の本質から出る
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区別性:他と分けられ、神に属する
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倫理性:罪から離れ、神の性質に近づく
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目的性:神の働きのために用いられる
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変革性:聖なる者は、神の性質に似せられていく
✔ 人が「聖くなる」とはどういうことか
「罪を犯さなくなること」と誤解されやすいですが、それは結果として伴うことがあっても中心的な意味ではありません。
聖書では、人が聖くなるとは 神との関係が整えられ、神の目的のために生きる者へと変えられることです。
これは人間の努力だけで達成されるものではなく、 神の働きによって変えられるプロセスです。
聖さ=神に属し、神の性質に近づく生き方へ導かれること。
✔ 聖さと救いの関係
救いは、 罪の赦し+神との関係の回復だけでなく、 神の聖さにあずかる者へと変えられることを含みます。
聖さは、 義・贖い・永遠のいのちと深く結びつく中心的な概念です。
✔ 一言でまとめると
聖さとは、神が罪から完全に離れた唯一の存在であること、また人が神に属し、神の目的のために分けられた状態のこと。
神の性質に近づく生き方へ導かれる、関係的で変革的な概念である。

